「部屋に入ると動物臭がするのが分かる」
「猫や犬から強い臭いがして洗ってもとれない」
「いつの間にかソファーや布団、服にペットの臭いが移ってる」
一緒に暮らしてる自分は気づかなくてもペットは臭いがするもの。友達が来ると「動物臭いね」って言われることが。
ペットの匂いは強力で一度付くと中々落ちないです。オシッコやウンチ、マーキングやトイレはもちろん、いつの間にか布団やソファー、服にも臭いが移ってます。
ペットの匂い消しならペット用の除菌・消臭スプレーで消臭するのが一番早くて楽です。またペット用の除菌・消臭スプレーは安全性が高いので服や布団、家庭の生ゴミやトイレにも使えます。
ただ除菌・消臭スプレーの全てが安心・安全とは限りません。特にペットにとっては。消臭剤は何でも使っていいわけではないのです。
例えば匂い消しならファブリーズやエタノールや住居用洗剤がありますが、人間はともかくペットの健康に影響がありそうですよね。
今回ペットにとって安全で安心な除菌・消臭スプレーの選び方とオススメを説明します。
ペットの匂い消し方法
ペットの匂いを消す方法は2つあります。
- 今ある匂いを直接消す→ペット用除菌・消臭スプレーを使う
- ペットの体臭を変える→エサを変える
特に猫と犬を飼っている人は多いと思います。猫や犬のトイレや部屋についた匂いは除菌・消臭スプレーで消せますが、ウンチ自体の匂いや体臭はエサの品質で大きくで変わります。
猫や犬の匂いだけでなく健康面を考えると、良質かつ安全性の高いエサを上げたいですよね。
猫やわんちゃんは自分でエサを選ぶことができません。だから飼い主さんがきちんと安全性の高いエサの選び方を知る必要があります。
キャットフードやドッグフードの選び方については以下で解説しています。
ペット用の除菌・消臭スプレーの種類と選び方。ペットに安全なのは?
除菌・消臭スプレーを使えば匂いを消せます。でも1番大事なことがあります。それは「安全性」です。言い換えれば「犬や猫に害がないもの」です。
まず除菌・消臭スプレーは大きく分けて2種類あります。
- 臭いを包み込んで香料で上書きする
- 臭いの元(アンモニアなど)を科学的に分解する
①臭いを包み込んで香料で上書きするタイプ
別な臭いで上書き、というと似たものに芳香剤がありますが「今ある匂いに別な香りを上書きするもの」で臭いのもとを絶つ機能はありません。一方香料付き消臭スプレーは臭いを消す+別な臭いで上書きするのです。
- デオクリーン消臭スプレー
- ファブリーズペット用
- ネイチャーズミラクル 瞬間消臭クリーナー
- ジョイペット 天然成分消臭スプレー
- 消臭力ペット お部屋の消臭力
上記の製品などは天然の消臭成分を使っています。天然であるため無害なのですが臭いの成分を科学的に分解してるわけではないので消臭効果が劣ります。そのため別な香料で嫌な匂いを気にならなくしているのです。
このタイプの消臭スプレーのメリットは天然成分の消臭効果を利用しているため、ペットへの安全性が高いこと。芳香剤よりは香料がキツくないこと。
デメリットは消臭効果が劣ることと、香料がつくため嗅覚の強い動物がいる家向きでない、臭いが混ざることがあることです。
香料の香りを嫌がるペットは多いです。また香りを上からつけるタイプだとその匂いとおしっこの匂いが混ざります。
②臭いの元(アンモニアなど)を科学的に分解する
こちらは臭いの元を科学的に分解して臭いを消すタイプです。
具体的には除菌・消臭スプレーの成分が匂いの元と結合→発生源(主にアンモニア)を分解
というメカニズムです。
科学的にアンモニアを分解するので香料を必要としない、消臭効果が極めて高い。除菌効果もあるというメリットがあります。ペットの臭いは強力で天然成分の消臭スプレーでは臭いを消しきれないこともあるため、科学的に分解するタイプのほうがおすすめです。
ペット用の除菌・消臭スプレーの多くは塩素タイプが多い
科学的に分解する除菌・消臭スプレーは効果が高いですが1点考える必要があります。それは「塩素系」が多いことです。
- グッドウィル バイオウィルクリアスプレー
- FLF プリジアforペットスプレー
- バイオチャレンジ
有名なペット用消臭スプレーでも塩素タイプは多いです。使用する塩素成分に違いはあれどもこれ以外の製品でも多いです。
- 次亜塩素酸液剤
- 次亜塩素酸イオン
- 次亜塩素酸ソーダ
- 安定化二酸化塩素
- 二酸化塩素(ガス溶存液)
- 複合型持続性二酸化塩素
- 次亜塩素酸ナトリウム
なぜ塩素を使うのかと言うと塩素には強力な除菌・消臭効果があるからです。プールの水は塩素消毒が多いですがこれは塩素には除菌効果があるためです。
塩素系は上手く使うことでニオイの原因「アンモニア」と結合し水になる性質があります。科学反応の結果、無害化(消臭)し、残るのは水なので無害で安全です。
一見良いところだらけの塩素系。除菌・消臭効果は強力ですがデメリットとして「強すぎる」ことがあります。例えば「次亜塩素酸ナトリウム」(塩素系)という成分はそのままではペットに使えません。
多くの消臭除菌剤は「次亜塩素酸ナトリウム」が入っている
次亜塩素酸ナトリウム自体は食品工場の除菌でもよく使われています。ただ強アルカリ性のため人間と体質が違う犬や猫が直接舐めると非常に危険です。
消臭効果と除菌効果は強力ですが、どのような行動を取るか分からないペットにとって安全とは言えないのです。
強アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムは酸性剤で中和することで、安全性を高められます。ただ安全に混ぜ合わせる技術は、非常に繊細な作業が必要で注意が必要です。
なぜなら中和成分がアルカリ性と酸性なので「混ぜるな危険」で有名な通りそのままだと有毒なガス(塩素ガス)が発生してしまうからです。
安全性の問題をクリアしたのが市販されている「ペット用除菌・消臭スプレー」
「じゃあ塩素系の除菌・消臭スプレーは危険なの?猫や犬に害があるの?」というとそうではありません。
ペット用消臭剤で有名なカンファペットと天使の水という製品があるのですが、そこがペット用に安全性を高めた塩素系の消臭剤を開発したのです。
- カンファペット→次亜塩素酸ナトリウム+酸性剤の2つを安全に合わせる独自の技術を開発
- 天使の水→次亜塩素酸(HOCl)を大量に含む殺菌水を、科学的に合成し、安定的に生成した除菌消臭剤
上記の製品は除菌・消臭効果がありかつペットに使えます。ただ「塩素系消臭スプレー」の系統は消臭後も塩素分子が残ります。使用後にわずかに塩素臭(プールなどの匂い)がするのがそれです。
またペットの身体に直接かけた場合、残った塩素を舐めてしまうということも。もちろん舐めても安全に作ってますが(開発時の実験で問題ないことを確認)安全だからと言って塩素を舐めたい、という人はいないと思います。
「化学製品が使われているため、それ自体がペットにあまり良い影響を与えないのではないか」と気にする人もいます。
塩素を使わない画期的なペット用除菌・消臭スプレー「ハグファム」
カンファペットと天使の水は安全性の高い強力な消臭効果のあるペット用製品です。実際多くの方が使っています。ただそもそも塩素が入って無いに越したことはないですよね。
実は「HUGFAM(ハグファム)」という製品があるのですがこれは分解系の消臭スプレーでありながら塩素を使っていません。なのでハグファムは塩素成分を全く含まないにも関わらず、塩素系と同じレベルの除菌・消臭効果があります。
具体的には世界最新技術のOHラジカル方式を採用し、臭い成分(アンモニア)と反応し、水に分解する性質を持ちます。また臭い成分だけでなく、空気中の菌、アレルギー物質(ダニの死骸やフン、花粉等ハウスダスト)にも効果があります。
ハグファムの主成分は、クエン酸等の酸化剤と酸化チタンです。クエン酸はCCレモンなど飲料水にも含まれており、酸化チタンは食品添加物として使われているもので安全性が高いです。
ハグファムの1番のメリットは塩素が残らずペットにも極めて安全性が高く、無臭で消臭できることです。そのため、ペットにも人にもやさしく、舐めても触れても安心です。ペット直接吹きかけて使用しても大丈夫です。
ちなみに天使の水は公式サイトに「※塩素系アレルギーのペットや人にはご使用いただけません」という表記があります。その点ハグファムは塩素系でないので塩素アレルギーを気にすること無く使えていいですね。
ペットにとって安全で安心な除菌・消臭スプレーならハグファムが1番です。
おすすめ除菌・消臭スプレーランキング
製品名 | ハグファム | カンファペット | 天使の水 |
---|---|---|---|
消臭方式 | OHラジカル | 塩素系 | 塩素系 |
匂い | 無臭 | わずかに塩素臭 | わずかに塩素臭 |
使用後 | 水だけが残る | 水と塩素分子が残る | 水と塩素分子が残る | 値段 | 1本2,430円(税、送料込み) | 1本1,520円(税込み、5000円未満の購入の場合別途送料540円) | 1本1,890円(税、送料込み) |
HUGFAM(ハグファム)
HUGFAM(ハグファム)の1番のメリットは、強力な消臭力がありながら塩素を使用していないので、ペットや人に無害ということです。もちろん塩素が残らないので塩素臭もしないし塩素アレルギーを気にせず、ペットが舐めてしまっても安全です
塩素を使わない除菌・消臭スプレーならハグファムが1番です。
スプレー型なので急な来客でも部屋やカーテン、ソファーにサッとかけれて便利ですしね。
安全性のある除菌・消臭スプレーオススメNO1です!
- 匂いの元を水に分解するので元から断つことができる。
- 消臭スプレーによくある塩素系でないためペットはもちろん人も安全
- 元々と人間用(業務用)に作られたものなので人や服、車などにも使えます
カンファペット
ペットの消臭で調べると一度は目につくのがカンファペットです。カンファペットは、「次亜塩素酸ナトリウム」を独自の技術で中和し、高い除菌・消臭力を保ちながら安全性を高めた製品です。匂いの原因を水に戻すことで元から断ち、ペットが舐めても安全にできています。
業界で長く使用され実績のある除菌・消臭スプレーです。
塩素系なので使用時にわずかに塩素臭がしますがそこまで強烈ではないため、気にせず使用することができます。
強力消臭・強力除菌だけどペットの目や口に入っても安全にできています。
- ウサギやマウスを用いた試験によって事前の安全性チェックに合格。
- 元々食品工場や病院の消臭消毒用に作られているため、ペットだけでなくトイレや生ゴミ、衣服やのニオイ取り、手の除菌などにも使える
天使の水
天使の水は、次亜塩素酸(HOCl)を消臭・除菌力を独自のレシピで人やペットにかかっても安心できる成分にした製品です。消臭だけでなく除菌効果もあり、キレイな環境を保つことができます。
獣医さんも使用する除菌・消臭スプレーです。
ただスプレー時にかすかに塩素系のニオイがします。また塩素アレルギーの人やペットには使用できません。多少漂白効果があるので床やソファーに使う時は注意が必要です。
- 有機物(菌)と接触すると分解して水に戻るため、無公害。
- 人やペットにも安心して使える
ペット用の除菌・消臭スプレーって車や人間には使えないの?
人に使っても大丈夫です。というより「ペット消臭スプレー」のほとんどが元々工場の除菌・消臭用に製造されています。
ここで言う工場とは食品などが多いです。あとは病院など衛生面、清潔感が求められる場所ですね。
そこで使われていた消臭スプレーは安全性が高く繊細さが求められるペット用にも使える!ということでペット用と名付けて販売しているのです。
食品や工場の除菌目的で使うということで本来は人に害が無いように作っているのです。なので服やベットやソファー、車などに使えます。
ただ塩素系の除菌・消臭スプレーは塩素アレルギーの人には使えないのでその点は注意です。(塩素を使ってないハグファムは大丈夫)
除菌・消臭スプレーじゃなくて芳香剤じゃダメなの?
芳香剤はあくまでも上から別な香りをかぶせているだけです。根本的な匂いは残っています。
消臭剤はニオイのもとを分解し、水に戻すので無臭にすることができます。
強い匂いはそれだけ強力な匂いを出す芳香剤が必要になります。特にわんちゃんなどは匂いに敏感ですし、無臭のほうがペットにも優しいです。
また猫にとって一部の匂いの成分は有毒です。例えば猫を飼う時に説明されると思いますが「エッセンシャルオイル(精油)」は中毒症状を引き起こします。
ティーツリーというアロマでよく使われる成分は運動失調、筋肉の震え、抑うつ状態、異常行動、嘔吐、めまい、失禁、食欲の減退、活力喪失などを引き起こします。過去ティーツリーの成分を沢山吸収してしまった結果、猫が無くなってしまった事例もあります。
消臭をするなら匂いのする芳香剤でなく消臭スプレーをオススメします。また消臭スプレーであっても無臭のものを選びましょう。(ペット用なら基本有毒成分のことは配慮しているハズです。)
除菌・消臭スプレーはどういう用途に使えるの?
- ペットの排泄物、トイレ、マーキング、吐き戻しの除菌・消臭
- 布製品の消臭(カーテンや布団、ソファー、服やスーツ)
- ペット用グッズの除菌・消臭(ケージ、猫砂、キャットタワー、エサの器など)
こんな用途に使えます。
ペット用除菌・消臭スプレーの中でもなぜハグファムがいいの?
カンファペットでも天使の水でも匂いは消せます、がどうしても塩素臭が残ってしまいます。いわゆる塩素系は原因のもととなる有機物と化学反応するものを吹きかけ水に戻しますが、塩素は残ってしまいます。一方ハグファムは塩素を使わないOHラジカル方式を採用している除菌・消臭スプレーなので塩素も残さないホントの「無臭」にすることができます。
天使の水は公式サイトに「塩素アレルギーの人、ペットは使用できません」と記載がありますがハグファムは塩素を使用していないのでアレルギーを気にせず使えます。
ペット用除菌・消臭スプレーのハグファムにデメリットはないの?
あります。ハグファムを使うと分かりますが、ボトルに粉が入った状態で送られてきます。使用時はボトルに水を入れて振って使うのですが、使用期限が水を入れてから1ヶ月間です。
その点は他の製品より期間が短いので継続使用には定期的に購入する必要があります。ただ実際は部屋などに使っていると1ヶ月もあれば使い切ってしまうのであまり気にする必要はないですね。
ペット用除菌・消臭スプレーのハグファムはホントに匂いが消せるの?
大抵のニオイは消せます。一応ペット用となっていますが、生ゴミやトイレ、部屋やカーテン、ソファー、服や人自身にも使うことができます。
使用直後のトイレは次の人を入れられないくらい凄まじいニオイすることがありますが、ハグファムを吹きかけたらホントにニオイがなくなりました。急な来客や急なニオイにも役立ちます。
ペット用除菌・消臭スプレーはペットに安全?ペットが舐めてしまっても大丈夫?
はい、大丈夫です。ハグファム、カンファペット、天使の水いずれもペットが舐めてしまっても大丈夫なようにできてます。ただカンファペットと天使の水は塩素が残ってしまいます。一応舐めても大丈夫なのですがハグファムならそもそも塩素が入ってないのでより安心して使えます。
ペット用除菌・消臭スプレーはペット自体にかけても大丈夫?ペット自体の匂いも消せるの?
大丈夫です。ペット自体のニオイも消せる種類と消せない種類があります。例えばうんちがついて既にとった後のニオイを消す、なら消えると思います。
体臭を消す、となると元となる今あるニオイは消せますが汗腺から常に新しいニオイが出る状態なのでそういった場合は効果が薄いです。
今ある匂いは消せるけど、大事なのは匂いのもとを消すこと、根本対処することです。体臭の原因はエサにあったり、トイレの適切な処理、交換、定期的なシャンプーなどしてあげることが大切です。
ただ塩素系のスプレーは塩素アレルギーの人、ペットには使用できません。その点は注意です。
ペット用除菌・消臭スプレーは即効性はあるの?
あります。ニオイの元が取り除かれてる状態ならスプレーをしてすぐにニオイと反応してなくなります。
ペット用除菌・消臭スプレーはどこにでも使えるの?
部屋はもちろん、カーテンやソファーなど布製品にも使えます。車や服もいけますし、ペット自身はもちろん人にも使えます。
※ただし天使の水は塩素系のため、塩素アレルギーの人、ペットには使えません。
ペット用除菌・消臭スプレーは除菌効果もあるの?
はい、あります。例えばハグファムは耐性菌が発生しても全て分解・除去しますし、菌のエサとなる有機物や、菌が出す毒素も分解・除去するので、高い効果が得られます。 様々な菌、ウイルスに対する除菌効果実験を行い、その効果を確認されています。
結局どの除菌・消臭スプレーがいいの?
個人的にはハグファムです。理由は「安心・安全かつ除菌・消臭力がある」からです。
- OHラジカル方式でいわゆる塩素系でないので塩素が残らない
- 塩素臭もしないホントの無臭で人やペットにも安心して使える
- 強力な除菌・消臭力がある
カンファペットと天使の水も除菌・消臭力がありますが塩素系なのでわずかにプール臭がしたり塩素が残ってしまいます。その点ハグファムは塩素系でないのでそういった心配が無いのが大きいです。
HUGFAM(ハグファム)
HUGFAM(ハグファム)の1番のメリットは、強力な消臭力がありながら塩素を使用していないので、ペットや人に無害ということです。もちろん塩素が残らないので塩素臭もしないし塩素アレルギーを気にせず、ペットが舐めてしまっても安全です
塩素を使わない除菌・消臭スプレーならハグファムが1番です。
スプレー型なので急な来客でも部屋やカーテン、ソファーにサッとかけれて便利ですしね。
安全性のある除菌・消臭スプレーオススメNO1です!
- 匂いの元を水に分解するので元から断つことができる。
- 消臭スプレーによくある塩素系でないためペットはもちろん人も安全
- 元々と人間用(業務用)に作られたものなので人や服、車などにも使えます