「猫の匂いが気になって仕方ない!部屋も服も猫自体も!」
梅雨の季節は雨がふって換気もできないし…冬は寒くて換気ができない…。
夏は猫トイレの匂いがきつくなるし…。
換気や掃除が必要なのは分かるけど、疲れているし毎日はできない。
昼間は仕事だから防犯の面で換気はできないし、網戸を引っかく猫がいれば安全の為に窓は開けられない…
こんな場合はどうしたらいいのでしょうか。
簡単に楽に、季節や天気に関係なく猫の匂いを消す方法はあるのでしょうか。
猫の体臭を消すには、まず体の汚れをチェックしてみましょう
猫自体はとても匂いの少ない動物です。初めて飼うと驚くくらい臭くなく、むしろ良い匂いがします。
しかしそんな猫を飼っていても匂いに悩まされることはあります。猫も人間と同じように様々な要因によって匂いが発生するのです。
まずはそんな猫の体から匂いを消し去ることが大事です。
猫の匂いは主に、耳、口、被毛の3か所から発生します。ですからその3か所の匂い対策をすることで不快な匂いを抑えることができます。
生きていると食事や排せつをしますし、垢だってたまるし皮脂だってでます。体調が悪いと匂いも変わるなど、匂いが発生する原因はたくさんあります。
猫の匂いを無くすには、まず猫自身の体をキレイにすることが1段階目です。
2段階目として消臭スプレーなどのアイテムを使っていくことで、人間の鼻には全く分からない程度まで匂いを消すことができます。
猫の匂いを消す体のお手入れ方法と、便利なアイテム
耳の匂いを消す方法
まずは耳の匂いを消す方法です。もし全く耳掃除をしていないのであれば、かなり匂います。
猫の耳を優しく広げて中を見てみましょう。正常な耳であれば、うっすらとピンクですが、よごれていると茶色っぽい耳垢が溜まっています。
「らくらく耳そうじシート」など、ウエットタイプのシートが一番楽に掃除できますし安全です。
綿棒などで掃除をされる方もいますが、綿棒だと慣れていないと危険ですから動物用のウエットタイプのシートを指に巻き付けて掃除していきましょう。
指なら危険な箇所までは入らないので、届くところ全て掃除しても大丈夫です。
【関連記事】【イヤークリーナーの使い方】猫の耳が臭い!たまった耳垢を掃除する方法
また猫自体は本来セルフグルーミングで体臭がすることはないのですが、このグルーミングをしなくなる場合もあります。
【関連記事】【にゃんこのニオイ対策】猫の体臭が臭い。ニオイの原因やオススメの消臭対策
猫自体は自分で毛づくろいしてニオイを取りますがトイレはきちんと処理してあげる必要がありますね。
【関連記事】【ニオイ対策】猫のトイレ対策はシステムトイレが1番!トイレも猫自体も臭くなる原因と対策
口の中の掃除方法
次に口の中の掃除方法です。
野生の猫は獲物を丸ごと食べるので、その時に歯もこすれて歯磨きできています。しかし飼われていると食べやすいフードしか口に入れませんから、歯磨きができません。
そして自然環境にはない物を食べているので歯周病にだってなりますし、食べかすがつまって悪臭を放ちます。人間用の味を付けた食べ物をあげたりしていると、かなり匂うようになります。
そこで匂いを抑えるためにも、猫にも歯磨きが必要ですが、猫に歯磨きすることはなかなか大変です。猫のお手入れの中でも一番難しいと言えるかもしれません。
猫が小さな頃から習慣にしていない場合は、歯ブラシを使うことはほとんど無理と言えますから、今回は簡単な方法をお伝えします。
それは、歯磨き用の「らくらく歯磨きシート」などのウエットシートです。猫の頭を上からおさえ、猫の口の両端を上側に開きます。すると牙がでてきますので、指にまきつけて磨いていきましょう。
しかしこれですら、できない場合がほとんどなので、その場合は歯磨きがわりになるオモチャを与えてみましょう。噛むことで歯磨きになるので、歯磨き用のオモチャでなくても大丈夫です。
とにかく噛ませることで歯磨きの代わりにしていきましょう。
【関連記事】【猫の口臭】猫の口が臭いのは歯周病が原因!虫歯にはならないけど定期的に歯磨きが必要
毛の手入れ
最後のお手入れ方法が、被毛です。
被毛は、お部屋の中の匂いや、とにかくいろんな匂いを吸収してしまいます。
猫もその匂いを体から消そうと自分で毛づくろいしていますが、それを手伝ってあげることで効果的に匂いを消すことができます。
そこで活躍するのが、動物の体に直接使える消臭スプレーです。
その中でもオススメはハグファムです。
OHラジカルという最新技術を使っていて、市販の除菌・消臭スプレーにありがちな塩素を使っていないので安全性は高いですし、消臭効果も高いです。
ティッシュペーパーに吹きかけてから、優しく体を拭いてあげてください。口周りも拭いてあげると、フードの匂いも取れます。
他にも、ペット用のシャンプーシートなんかもありますから、月に一度くらい使ってあげるのも効果的ですね。
ですがシャンプーシートは皮脂を取りすぎてしまうので、頻繁に使用することはやめましょう。
【関連記事】【猫を洗わなくても臭わない理由】猫のシャンプーやお風呂は必要?グルーミング(毛づくろい)との関係
そしてペット用以外の消臭スプレーなんかは絶対に使わないでください。種類によっては毒であることがあるので、よく調べるようにしましょう。
それでも猫の匂いが気になる方もいるかもしれませんが、まれに個体によっては生まれつき匂いのきつい猫もいます。
他にうてる手となればフードを見直すことですが、それでもダメであれば、換気をするなどして匂いをため込まないしかありません。
動物を飼うのは大変ですが、癒しとなってくれる大事な家族なので、大切にしてあげてくださいね。
人間と同じで汚れると臭いが発生することがあるので、こまめなケアが必要となります。
それでもニオイがとれないならペット用の除菌・消臭スプレー
猫のカラダ自体や部屋の中の猫の匂いなどあらゆるところに使えます。
ペット用なら舐めても大丈夫なので安全に使えます。オススメは塩素を使ってないハグファム。塩素臭も塩素も残らないので一番安全に消臭できます。